【北海道・白老町】飛生アートコミュニティー設立40周年。「飛生芸術祭2026」を9月に開催

北海道白老町の旧飛生小学校を拠点とする飛生アートコミュニティーが主催する「飛生芸術祭2026」が、2026年9月5日(土)から13日(日)までの9日間、開催されます。

会場となるのは、木造校舎と、その背後に広がる飛生の森。年に一度開催される「飛生芸術祭」は、木造校舎や森を舞台に、多彩な作品や表現が集まる芸術祭です。作品を鑑賞するだけでなく、作り手や来場者が交流する場としても親しまれています。期間中は展覧会をはじめ、森を巡るツアーやワークショップ、カフェなども開かれます。

人の手で育て続ける「飛生の森」

芸術祭の舞台となる飛生の森では、2011年から「飛生の森づくりプロジェクト」が続けられています。

旧飛生小学校の裏山は、かつて子どもたちの遊び場でした。しかし廃校後は人の手が入らなくなり、笹が生い茂る放置林となっていました。

「子どもたちが再び自然に触れ合い、遊び、学び、集える森を未来へつなげたい」。そんな思いから始まったのが、この森づくりです。

飛生の森では、森に作品を点在させるようなアートの森ではなく、森自体が時間と共に変化していく一つの作品として捉えています。また、このプロジェクトは、森づくりを通して人が森から様々なことを学び、 自然と人との共存を探していく取り組みでもあります。

2012年からは、黒い鳥「Tupiu(トゥピウ)」が棲むという森の神話を軸に、トーテムポールや巣、家、窯などが少しずつ生み出され、時間をかけて物語が紡がれてきました。作品が朽ち、新たな作品が生まれることも、この森では創作の一部として受け止められています。

「Tupiuの羽」国松希根太 Photo: Kai Takihara
「topusi」石川大峰 Photo: Kai Takihara

旧飛生小学校の木造校舎と森を舞台に続く、40年の創作拠点

飛生アートコミュニティーは1986年、北海道白老町の旧飛生小学校を拠点に活動を開始しました。アーティストたちが共同アトリエとして校舎を活用し、この土地ならではの表現を模索し続けています。

2026年は、飛生アートコミュニティー設立40周年という節目の年。芸術祭では、40周年を記念した特別企画も予定されています。

40周年を祝う「トビウの祝祭」も開催

芸術祭会期中の9月12日(土)には、設立40周年を祝う特別イベント「トビウの祝祭」が開催されます。

音楽やアート、食を楽しめるほか、夜にはライトアップされた森も公開。親子向けプログラムや幅広い世代が参加できる企画も予定されており、一日を通して飛生ならではの時間を体験できます。

また、芸術祭のオープニングイベントとして続く「TOBIU CAMP」では、音楽やダンス、アイヌの伝承歌・踊り、演劇、人形劇、ワークショップなど、多彩な表現が森と校舎を舞台に繰り広げられます。

40年にわたり育まれてきた創作の場と、15年以上かけて手入れが続けられてきた森。その積み重ねを体感できる9日間となりそうです。

名称飛生芸術祭2026
会期2026年9月5日(土)〜9月13日(日)10:00〜16:00
会場飛生アートコミュニティー(北海道白老郡白老町竹浦520)
※駐車場あり
入場料ドネーション制
WEBサイトhttps://tobiu.com/
Instagramhttps://www.instagram.com/tobiuofficial/
名称トビウの祝祭
開催日時2026年9月12日(土)11:00〜20:00
会場飛生アートコミュニティー(北海道白老郡白老町竹浦520)
※駐車場あり 500円/1台
入場料一般 前売3,000円(当日4,000円)、29歳以下 前売2,000円(当日3,000円)、高校生以下無料(保護者同伴)
チケット2026年7月17日よりチケットぴあで販売予定

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