【静岡・浜松】遠州織物の「生地」から産地を知る。HUIS初の展覧会「HUISと生地展―産地から日常へ」開催中(~7/12)

遠州織物を使用したアパレルブランド「HUIS(ハウス)」は、2026年7月4日から12日まで、静岡県浜松市の浜松市鴨江アートセンターで、初の展覧会「HUISと生地展―産地から日常へ」を開催しています。
本展では、服づくりに欠かせない「生地」をテーマに、原料や糸、織りの工程、産地の道具や技術などを紹介。遠州織物の歴史やものづくりの背景を、見て、触れて体感できる内容となっています。
HUISは、静岡県西部地域に根づく繊維産地「遠州」を拠点に、産地の職人や工場と連携しながら、遠州織物だけを使った服づくりを続けてきました。旧式のシャトル織機で織られた生地ならではの風合いや機能性を生かし、「産地発アパレル」として、ものづくりの背景まで伝える活動を続けています。
「生地」から見えてくる、遠州産地のものづくり
会場では、服になる前の個性豊かな生地や糸を実際に見て、触れることができる展示を実施。一枚の生地が織り上がるまでの工程や、高度に分業化された遠州産地のものづくりについても紹介しています。
また、染め替えプロジェクト「Renew HUIS」や、棚田で綿花を育てるプロジェクトなど、地域や他産地と連携しながら産地の未来につなげる取り組みも展示されています。
展示は「感じる服」「産地との協働」「川上から川下まで」の3つのテーマで構成され、生地づくりの背景や、産地を支える多様な仕事を立体的に知ることができます。
さらに今回は、浜松市内や関東圏の大学生・専門学生のインターンも運営に参加。地域内外の若い世代が遠州織物に触れ、交流する機会にもなっています。


ギャラリートークやセミオーダー会も開催
HUISは、アパレルブランドの枠を超え、産地の価値やものづくりの背景を発信する活動にも力を入れています。2026年5月には、HUIS代表・松下昌樹さんによる著書『産地発アパレルという選択 ―業界の常識に挑む遠州発アパレルブランドHUISの挑戦と軌跡―』(日刊現代/講談社)が刊行されました。市役所職員時代に遠州織物と出会い、起業に至るまでの経緯や、「産地発アパレル」という新たな挑戦についてまとめられています。
展覧会の会期中には、HUIS代表・松下昌樹さんによるギャラリートークも開催。7月11日に行われるトークでは、展示を巡りながら、遠州織物やHUISのものづくりについて直接話を聞くことができます。
また、7月11日・12日には、遠州織物の若手プロジェクトチーム「entrance」によるセミオーダー会も実施。職人と相談しながら生地や服のデザインを選び、自分だけの一着をオーダーすることができます。


「服を展示する」のではなく、「生地から産地を知る」ことをテーマにした今回の展覧会。生地に触れ、ものづくりの工程を知り、作り手と交流する体験を通して、一着の服の背景にある地域や技術、人とのつながりに出会える機会となりそうです。
| 名称 | 「HUISと生地展 -産地から日常へ-」 |
|---|---|
| 会期 | 2026年7月4日(土)〜7月12日(日) 11:00~17:00 |
| 会場 | 浜松市鴨江アートセンター(静岡県浜松市中央区鴨江町1番地) ※入場無料 |
| 詳細 | https://1-huis.com/tenrankai |
| オンラインストア | https://1-huis.stores.jp |
| https://www.instagram.com/1_huis |
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