【神奈川】世界に誇る貴重な木象嵌コレクション「―小田原・箱根の伝統工芸の技と美― 『世界一の木象嵌展』」が開催されています!

葛飾北斎神奈川沖三浦/内山春雄作

神奈川県小田原市にあるかまぼこ博物館にて、「−小田原・箱根の伝統工芸の技と美−『世界一の木象嵌展』」が開催されています!

木象嵌(もくぞうがん)とは、様々な天然木材を用いて絵柄や図柄を表現する木画技術。
小田原では、明治中期頃に糸鋸ミシンで木材を挽き抜く技術が確立され、現在でも小田原・箱根の伝統工芸として受け継がれています。

開催されている展覧会では、美術工芸品の調査・収集を行う金子皓彦氏が所蔵する10万点のコレクションの中から、約100点の作品が展示されています。

展示品は、日本各地でつくられた木象嵌や世界各国輸出された作品など、小箱から箪笥のような大型作品にいたるまで様々。小田原の伝統技法一筋に七十年、木象嵌の歴史に大きな足跡を残した小田原の名工 内田定次(うちだ さだじ)氏の貴重な作品の数々もご覧いただけます。

「時計鏡付き箪笥」明治時代/東京

今回のイベントが初公開となる「時計鏡付き箪笥」は、横約 248cm×高さ約187cm×奥行き約50cmで、木象嵌作品の中でも最大級の 大きさを誇ります。また、二宮尊徳や足柄山の金太郎など、小田原ゆかりの作品も楽しむことができます。

 

二宮金次郎/作者不明

木象嵌の世界に触れることのできる貴重な機会となる今回の企画展。

この機会にぜひかまぼこ博物館へ足を運んでみませんか?

イベント名称  −小田原・箱根の伝統工芸の技と美−「世界一の木象嵌展」
開催期間 2019年4月25日(木)~6月25日(火) 09:00~17:00
料金  入場無料
会場  鈴廣のかまぼこ博物館 3階 企画展示室 神奈川県小田原市風祭245
主催 株式会社鈴廣蒲鉾本店
WEBサイト  https://www.kamaboko.com/exhibition/wood_inlay/

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