【福岡】「価値の再定義」をコンセプトに、定番からオリジナルまで。「丸物木地師の仕事展」が開催されます!

「地域文化商社」として「つくりて」と「つかいて」の間に立ち、メーカー、小売、コンサルティング、デザイン制作、企画まで幅広く活動されている「うなぎの寝床」で、北陸・福井の「つくりて」を紹介する素敵なイベントが開催されます!

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漆器の産地、福井県。分業制で成り立つ漆器作りは、木地師・下地師・上塗り師・蒔絵、沈金師、それぞれ専門の職人さんがいて、木地師は大きく分けて、轆轤(ろくろ)で丸く挽く「丸物」と重箱のように板と板をつなぐ「角物」に分かれます。今回は、轆轤を用いて椀や盆などの用途を与える丸物木地師の仕事が紹介されます。

福井県鯖江市に工房を構える「ろくろ舎」酒井さんは、伝統的な丸物木地師としての技術を継承し、木材を中心に素材・製法にこだわることなくプロダクトを製作。また「持続可能」をテーマに間伐材利用の什器ユニット”FRAME”の商品開発プロデュースや地域の場作り”park”など、作り手の領域にとどまらない様々な活動も行っています。

丸物木地師として定番の仕事のひとつ、お椀作り。木のお椀は、軽い、熱くなりすぎない、冷めにくい、落としても割れにくいなど、実は使い勝手の良い器。

自分だけのお椀を頼める「オンリー椀受注会」では、形状と仕上げを選んで注文できるセミオーダーの器が並びます。店頭にある椀・箸のサンプルの中から、椀の形状(5種)、塗りの色や仕上げ(5種)から選び、底面にイニシャル等も入れる事が可能。また、各オーダー会場限定の6種目のお椀として、福岡のうどん文化にちなんで「うどん椀」を作ってもらっているそう。ただいま鋭意製作中、手馴染みの良い大ぶりのお椀ができる予定とのこと。

3月31日には酒井さんを招いてのトークイベントも開催されます。

普段はなかなか知ることのない現代の「木地師」の仕事、この機会にぜひ触れてみてはいかがでしょうか?

イベント名称  丸物木地師の仕事展
開催期間 2019年3月29日(金)〜4月14日(日) 11:30-18:00
会場  うなぎの寝床 旧寺崎邸2F 福岡県八女市本町327
WEBサイト  http://unagino-nedoko.net/
お問い合わせ  0943-24-8021

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