【東京】「紙の本」の価値を問い直す。「『ブック・アクティビスト』 Irma Boom: Book Activist」展を銀座で開催(~8月23日)

無印良品 銀座内のATELIER MUJI GINZAでは、「『ブック・アクティビスト』 Irma Boom: Book Activist 展」を2026年8月23日まで開催しています。
本展は、MUJI BOOKSの10周年を記念してオランダを拠点に活動するグラフィックデザイナー、Irma Boom(イルマ・ボーム)と制作した『ブック・アクティビスト』の刊行を軸とするアジア初の展覧会。会場では、イルマ・ボームが手がけてきたブックデザインの仕事を紹介します。
約40年にわたり500冊以上の本を制作してきたイルマ・ボームは、本を単なる情報媒体としてではなく、一つの立体的なプロダクトとして捉えてきました。素材や製本、紙の選定に至るまで、本の内容に応じて最適な形を探りながら制作を続けています。

企画展のタイトルにもなっている「ブック・アクティビスト」とは、読む人、売る人、届ける人、綴じる人、印刷する人、書く人など、本に関わるすべての人を讃える言葉です。展示では、彼女が生み出してきた独創的な書籍をはじめ、手づくりの小さな模型本や、製紙会社と共同開発した「IBOペーパー」などを紹介。さらに、美術館にも収蔵されている貴重な作品も展示されます。
本づくりと無印良品のものづくり
今回の展示は、本そのものの魅力を伝えるだけではありません。
膨大な情報の中から必要な要素を選び取り、「紙の本」という形に構築するイルマ・ボームの姿勢は、素材や工程を見直しながら必要な機能を備えた製品をつくる無印良品のものづくりとも重なります。
デジタル化が進むなかで、紙の本はどのような価値を持ち続けるのか。本展は、本をめぐる文化や技術、そして人々の営みをあらためて見つめ直す機会となりそうです。

『ブック・アクティビスト』
著者名|イルマ・ボーム
価格│税込19,800円(本体18,000円)
ISBN|9784-90908-481
出版社|株式会社良品計画(MUJI BOOKS)
文|レム・コールハース、ビルテ・レメンズ & レミー・A・ヴァルトン、レベッカ・ゴンパーツ、マティウ・ローメン、ニクラス・マーク、ヨハン・パイナップル、マイケル・ロック、フリッツ・スホルテン、ニーナ・ストリッツラー=ルヴィーン、ローレン・ウェイヤース、イルマ・ボーム
写真|ステファン・ファン・デール・リンデン、ゲリット・スヒラーズ
企画・編集|櫛田理
編集|乙部恵磨、マティウ・ローメン
翻訳|太田佳代子
デザイン|イルマ・ボーム
日本語組版|佐伯亮介、樋口舞子、島田耕希、小島沙織
校正|広本旅人
謝辞|ユリウス・フェルミューレン、アラード・ピアソン、アムステルダム大学: エルス・ファン・デール・プラス、バチカン教皇庁図書館: S.R.C. アーキビスト兼司書ジョゼ・トレンティーノ・デ・メンドンサ大司教兼枢機卿、ドン・ジャーコモ・カルディナーリ展示ホール総監、Dr.デリオ・プロヴェルビオ東洋書記官・図書館出版業務部長
本文用紙|IBO Zero 52 グラム (Reflex GmbH & Co.KG)
印刷|robstolk®, アムステルダム・バインディン・ファン・ ヘース・パティスツ、ザルトボメール
表紙|スキヴァーテクス・ヴィキュアナ/ ウィバリン・ナチュラル(Winter & Company, Culemborg)
表紙箔押し加工|カウパー・ドンセ
小口染加工|クリティス・ヴーヴァ, ビーネムオウターボックスマルブス
*2026年6月5日より無印良品 銀座で先行販売。順次全国のMUJI BOOKSおよびネットストア(MUJI.net)で販売開始
*会場では、[特装版]も数量限定にて販売(限定300部、サイン&ナンバー入り)
| 名称 | 「『ブック・アクティビスト』 Irma Boom: Book Activist 展」 |
|---|---|
| 会期 | 2026年6月5日(金)〜8月23日(日)11:00〜21:00 |
| 会場 | ATELIER MUJI GINZA 〒104-0061 東京都中央区銀座3-3-5 無印良品 銀座 6F |
| 入場料 | 無料 |
| 詳細 | https://atelier.muji.com/jp-ja/exhibition/260605/ |
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