【国立工芸館】様々な「水」の表現と、水をいれるための器を紹介する「水のいろ、水のかたち展」が開催されます!

展覧会ポスター

今回の企画展は「水」をテーマに、工芸・デザイン作品に表現された水や、水をいれる器の形に注目して国立工芸館の所蔵品を中心に紹介する展覧会です。


私たちの生活に欠かすことの出来ない「水」。

決まった形も色もありませんが、古来より海や川を始め様々な形や色で描かれ、工芸作品においても多くの作家に着想を与え、様々な形や色、技で表現されてきました。

例えば蒔絵で描かれた波紋や、急流を思わせる竹の編み方、多数の色糸で織り上げた水辺の景色…そのほかにも様々な形や色、技で表現されています。

深見陶治《初めての航海》1975年 国立工芸館蔵 撮影:野村知也

生野祥雲斎《竹華器 怒濤》1956年 国立工芸館蔵 撮影:米田太三郎 ©1984

淡島雅吉《しづくグラスと氷入れ》1958年 国立工芸館蔵 撮影:藤森武 ©1995

また人々は水甕や花瓶、水差しなど、形のない水をいれるために様々な器を作ってきました。

そして今も多くの作家やデザイナーが水をいれる器に向き合い、日々新しい器が生まれています。

今回の展覧会では用途とその形にも改めて注目します。

とらえどころのないものだからこそ、作家の観察眼によって個性が表れる水の表現を、ぜひお楽しみください。

イベント名称「水のいろ、水のかたち展」
開催期間2023月7月7日(金)~9月24日(日)
9:30~17:30(7/14~8/12の金・土は20:00まで/入館は閉館30分前まで)
休館日月曜日(7月17日、9月18日は開館)、7月18日、9月19日
会場国立工芸館
石川県金沢市出羽町3-2
観覧料一般300円/大学生150円
主催国立工芸館
展覧会WEBサイトhttps://www.momat.go.jp/craft-museum/exhibitions/r5-01
お問い合わせ050-5541-8600(ハローダイヤル)

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