【東京】髙須賀活良作品展『草木の恵みと布のものがたり』、品川で2月26日から開催!

品川区立環境学習交流施設 エコルとごしで、2月26日(水)から3月23日(日)まで「髙須賀活良作品展 『草木の恵みと布のものがたり』」を開催!布と人の関係性をテーマに活動を行うアーティスト 髙須賀活良の作品を通して、草木の恵みから始まる布の循環の物語、そして私たちの身近な衣服のもとである「布」に焦点を当てます。

作家の髙須賀 活良(たかすか かつら)さんは、”モノづくりの始まりは「土」からである”というコンセプトのもと、石器時代から作られてきた原始布を研究。日本各地を旅し、その土地にある素材にインスピレーションを受け作品を制作してきました。また、“ハタオリ“を多面的に紐解く教科書「ハタオリ学」の著者でもあり、昨年「しゃかいか!」でも取材させていただきました。

▼取材記事はこちら

身近な土や草木から、暮らしや循環を考える

今回の「草木の恵みと布のものがたり」の会期に先駆け、昨年12月に、和紙の原料として使われている楮の木の皮の繊維を広げる事前ワークショップを実施。この繊維を繋ぎあわせて制作された作品を展示します。阿波(徳島県)の豊かな自然が育んだ楮を用いた、土から生まれた布を鑑賞することができます。

また、会場のエコルとごし1Fコミュニティラウンジでは、作家が生活の中で見つけた木の枝や実、草などを集め、お湯で煮だした液を衣服と同じ素材(綿、麻、毛、絹)にしみ込ませた草木染め作品を展示。開放的な空間で、植物が持つ色の優しさや奥深さを感じることができます。

期間中は希望者を対象にクイズカードを配布。展示を見ながらクイズの答えを探すことも楽しみ方のひとつです。3月8日(土)には、着なくなった服で織物のコースターを作るワークショップも開催予定。

植物や布という身近なものをきっかけに、人の暮らしや環境を楽しく考えることができる企画展。ぜひご家族で足を運んでみてはいかがでしょうか。

イベント名称髙須賀活良作品展 「草木の恵みと布のものがたり」
開催日時2025年2月26日(水)~3月23日(日)7:00~21:30
※期間中の休館日はありません
会場品川区立環境学習交流施設 エコルとごし
〒142-0042 東京都品川区豊町2-1-30(戸越公園内)
観覧料無料 ※どなたでも自由にご覧いただけます
WEBサイトhttps://ecoru-togoshi.jp/


関連するキーワード

最新ニュース

最新訪問ブログ

カテゴリーから探す

ニュース一覧へもどる