【愛媛】マリメッコデザイナーの原点と新世界。「石本藤雄展－マリメッコの花から陶の実へ－」が開催されています！

愛媛県砥部町出身の石本藤雄氏は、フィンランドの森や湿地、そして湖が生み出す豊かな自然、また生まれ育った愛媛県砥部町で親しんだ障子山や田畑や蓮池など数々の風景をデザインの源とし、意欲的に新しい表現を生み出してきました。

この企画展では、フィンランドを代表するデザインハウス「マリメッコ」のデザイナーとして、また同じく同国を代表する老舗陶器メーカー「アラビア」のアート部門に所属する陶芸家としての石本氏の活躍が、愛媛県美術館と砥部町文化会館の2会場で紹介されます。

愛媛県美術館では、新作陶器と館のコレクションとの出会いが織りなす新しい風景を見ることができるとともに、マリメッコデザイナー時代に制作された世界中から愛されたファブリックの数々と、そのデザインの基となった貴重な原画を併せてダイナミックなインスタレーションを楽しむことができます。

砥部町文化会館では、故郷の自然風景を題材にした新作陶器とともに、マリメッコのデザイナー時代の仕事が紹介され、またこの度復刻される「onni（訳：幸せ）」も展示公開されます。 ファブリックデザイナーから陶のアーティストとして活躍する石本藤雄氏の原点と新たな作品世界を、ぜひご覧ください。