tufting studio KEKEの三好敷物が「タフティングガン寄付プロジェクト」を開始!ー 美術系・芸術系の教育機関に100台寄付

オリジナルラグ作りを気軽に楽しめるワークショップスタジオ「tufting studio KEKE」の運営元・株式会社三好敷物が、全国の美術系・芸術系学科を持つ教育機関にタフティングガンを合計100台寄付するプロジェクトを開始次世代の若者たちがタフティングの技術に触れる機会を提供し、日本の敷物業界を活性化させることを目指します。

タフティング』とは、専用の布に同時に数本の糸を縫い込み、ラグマットを製作する技法のこと。東京・白金にあるスタジオ「tufting studio KEKE(ケケ)」では、初心者でも簡単にオリジナルのラグマットを作ることができるタフティングのワークショップを実施しています。好きなデザインで自分だけのラグが出来るという体験が話題になり、予約のキャンセル待ちが出ることも珍しくありません。また、タフティングガンという専用の機械や糸、資材などをオンラインストアで販売するなど、ラグ作りを気軽に楽しめる機会をつくっています。

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そんな「tufting studio KEKE」を運営する株式会社三好敷物が、タフティングを日本の手工芸の一部として確立し、広く普及することを目標に、全国の美術系・芸術系学科を持つ教育機関にタフティングガンを寄付する「タフティングガン寄付プロジェクト」を開始します。

寄付されるタフティングガン

全国で敷物工場が減少している現状

日本の敷物工場は職人の高齢化と後継者不足により、年々減少傾向にあります。伝統的な技術を支えてきた熟練者が引退しても後継者がおらず、多くの工場が廃業を余儀なくされている現状です。敷物工場の廃業は、原材料を提供している資材屋さんや毛糸を染色する染色工場にも影響を及ぼし、既にタフティングに欠かせないヘッシャンやメッシュといった材料は、日本国内での工場が僅か数件となり、国産のものの入手が困難になりつつあるそう…。このような状況は、敷物業界だけでなく、日本の手工芸全般にも共通して起きている課題です。

「タフティングを気軽に楽しみたい!」という需要を創出

そんな中、2021年に日本で初めてのタフティングのワークショップスタジオとして「tufting studio KEKE」を都内にオープン。これまで延べ2,000人以上が体験しています。スタジオで体験した人から、「自宅でもラグを作りたい!」「自分で作ったラグを販売したい」という声があがり、現在はオンラインでホームタフティング向けラグ専用資材の販売も行っています。道具のアフターフォローも行うなどのサポートもあり、自宅でタフティングを楽しむという新しい需要を創出しています。

より多くの若者がタフティングに触れる機会を

そして2025年1月、タフティングを一時的なブームではなく、身近な手工芸としてさらに多くの方に親しんでもらうため、「タフティングガン寄付プロジェクト」を開始。美術系・芸術系学科を持つ教育機関にタフティングガンを合計100台寄付し、より多くの若者がタフティングに触れる機会を提供。技術を学びたい人々の手に届く環境を作り、将来の敷物業界への雇用の可能性も開きます。

寄付を希望する学校は2回に分けて募集。対象は全国の美術系、芸術系学科を持つ高等学校以上の教育機関で、建築やインテリアなどの学科も対象とのこと。第一弾は2025年1月25日から申し込み開始。教育機関関係者の方々は、この機会に検討してみてはいかがでしょうか。

寄付の概要

<寄付の概要>
- 対象: 全国の美術系・芸術系学科を持つ教育機関
 ※高校以上
 ※建築系・インテリア系・工業系学科も申し込みOK
 ※個人への提供はできません(別途学生向けの学割も準備中)
- 寄付内容: 各学校にタフティングガンAK-1を1台
- 申し込み期間: 2025年1月25日(土)〜2月28日(金)
- 納品予定: 2025年3月下旬〜2025年6月上旬
- 送料負担: 受取校にて送料のみ負担
- 予定寄付台数: 第一段 50台(上限に達したら終了) 
         第二段 50台(本年夏頃受付開始予定)

詳細・申し込みhttps://kekerug.com/blog/N5UTwM5e
Instagram@keke_rug
主催株式会社三好敷物

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