【東京】学生が経営する47都道府県地域産品セレクトショップ「アナザー・ジャパン」が8月2日開業！

学生が本気で商売を学び実践する47都道府県地域産品セレクトショップ「アナザー・ジャパン」の第一期店舗が、2022年8月2日(火)、東京駅日本橋口前のTOKYO TORCH街区に開業します。

三菱地所株式会社と株式会社中川政七商店が手がける「アナザー・ジャパンプロジェクト」は、三菱地所がプラットフォームを提供し、中川政七商店が小売業のノウハウを教育およびメンターとして学生の経営に伴走するというもの。

アナザー・ジャパンを通して地域を学び、経営を学び、“将来、自分の働く場所として、地元を選択肢の一つにする”。そして地方に若い世代が戻ることによって、本当の地方活性化が始まる。アナザー・ジャパンは日本を元気にする循環の始まりの場所としての開業となります。

2か月ごとに店内が変身！「地元」と「旅先」の両方を味わえるショップ

アナザー・ジャパンは、2ヶ月ごとに特集地域が入れ替わる地域産品セレクトショップ。キュウシュウからスタートし、ホッカイドウトウホク、チュウブ、カントウ、キンキ、チュウゴクシコクと続いていきます。

初回企画展は「アナザー・キュウシュウ」と題し、福岡県・長崎県・沖縄県出身の学生3名が自ら現地に足を運んで仕入れた地域産品がラインアップ。“キュウシュウという宴が、あなたを待ってる。”をコンセプトに、宴の準備から装い・乾杯・贈り物など約350点の地域産品が勢ぞろいします。

週末には、尾崎人形の絵付け体験や竹細工づくりなどのワークショップも楽しめます。

ショップコンセプトは、“いらっしゃい おかえり いってらっしゃい”。九州地域出身の方にとっては自分の「地元」に帰ったときのような懐かしさを、また他の地域の方にとっては「旅先」を巡るような新しい発見をお届けします。いつ訪れても“もうひとつの日本、アナザー・ジャパン”がみなさんを待っています。

「淹（いれる）」をテーマに、喫茶文化をリスペクトしたカフェが併設

アナザー・ジャパンの店内には、併設カフェ「KITASANDO Kissa」が同時オープン。「淹（いれる）」をテーマに、お茶のお点前やハンドドリップコーヒーなどの喫茶文化をリスペクトしたティー＆コーヒースタンドです。カジュアルなカウンタースタイルで朝から夜まで使いやすく、ランチには軽食、夜はアルコールドリンクの提供など、カフェ＆バーとして営業予定です。

また企画展にあわせ、九州・沖縄産の食材を活用したフードおよびドリンクメニュー※も販売されます。
※一部メニューを田園調布雙葉高校の生徒が考案

商品セレクトも、店舗づくりも、各地域出身18名の学生が手掛ける

アナザー・ジャパン最大の特徴は、店舗スタッフ18名が各地域出身の学生であるということ。学生をセトラー（開拓者）と名づけ、経営・企画展運営・店舗運営・プロモーション・接客販売というショップ経営の一連を担います。

▶学生（セトラー）の主な業務範囲
経営…ビジョン・経営計画策定、競争戦略・商品政策指針策定など
企画展運営…コンセプト策定、商品セレクト、仕入れ交渉、ディスプレイなど
店舗運営…売上管理、レジシステム構築、在庫・シフト管理など
プロモーション…SNS・サイト運営、プレスリリース作成、広報対応など
接客販売…接客マニュアル策定、店頭での接客など

約5年の歳月をかけ育てていく中長期型プロジェクト

アナザー・ジャパンは、2022年8月に約40坪の第1期店舗が開業し、2027年度には約400坪の第2期店舗がTorch Towerに開業予定。第2期には全国出身の学生が勢ぞろいし、47都道府県の常設ブースを構えます。アナザー・ジャパンOBおよびOGたちが100人を超えるため、縦のつながりを活かした発展的な取り組みも検討されます。

新しい一歩を踏み出すアナザー・ジャパンの今後に、ぜひご注目ください。