【高知】持続可能な地域農業を四万十で。「しまんと地栗植樹プロジェクト」栗の木オーナー募集!

高知県四万十町の地域商社「株式会社四万十ドラマ」と、同じく四万十町の十和地域で農業従事者を増やす取り組みや野菜の生産販売をおこなっている「株式会社しまんと流域野菜」。

四万十の豊かな農業を守るため、ふたつの会社が力を合わせて「地域をつなぐ」新しい取り組みを始めます!

ちなみに、四万十はしゃかいか!!編集部も足を運ばせてもらっているとても素敵な地域!

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四万十川中流域では、高齢化後継者不足によって耕作放棄地や遊休農地が増えてきたり、人口減少によって小中学校の統廃合があったり、生活の中でも様々な地域課題が浮上しています。

今回二つの会社がスタートさせるのは、「しまんと流域農業organicプロジェクト」の一環として、耕作放棄地や遊休農地に特産品の栗を植えるという取り組み。

▲しまんと流域農業organicプロジェクト全体像

地域と一緒に、地場の産業を100年後につなげていく

プロジェクトの中でまず取り組むことに決めたのは、耕作放棄地や遊休農地に栗の木を植えるというもの。

なぜ栗なのか。それは栗がすでに地域の特産品であり、栗を活かすための方法がいくつもあるから。

四万十の特産品である栗は、四万十川流域で栽培される「しまんと地栗」というブランド栗で、全国有数の甘さ・大きさを誇ります。

しかし、栗の一大産地だった四万十も、野菜等と同様に生産者の高齢化や後継者不足に伴い収穫量は激減。また平成16年・17年と2年続けて来た大型台風によって、栗の木が大きな被害を受けたことも響き、現在では30t程しか収穫されていません。

今回のプロジェクトでは、耕作放棄地や遊休農地に栗を植えることで栗園とし、担い手を育て、地域の特産品を未来へ伝えていくことが目指されます。スタートは、地元のベテラン栗農家に教えを乞いながら。

合わせて、完全有機栽培にシフトし、しまんと流域農業の考え方も盛り込み、その真ん中にある取り組みとして、持続可能な産業を作っていこうという狙いがあります。

5年間の「栗を育てる期間」をどう乗り越えるか

取り組みをはじめるにあたってプロジェクトメンバーが借りた畑には、土地改良を行い苗木が植えられます。ここから5年間は「木を育てる期間」。年に数回草刈りや追肥、剪定をしながら管理をしていきます。

実は、栗を育てるということは、この「育てる期間」をどう乗り越えるかということとセットで考えなければならないといいます。なぜならこの期間は栗の収穫はほとんどできず、販売するものがない状態だから。しかし手をかけなければならなく、多くの費用が必要な期間でもあります。

「栗の木オーナー」募集。地域をみんなで支える仕組みをつくりたい!

今回のクラウドファンディングでは、この最初の5年間である「木を育てる期間」を支えてくれる人を大募集!

栗を実際に育て、手入れを行う準備はすべてプロジェクトチームが行います。

最初の5年間を乗り越え、栗が育ち、技術が伝承され、新しい担い手が活動できるように「栗の木オーナー」という形でその活動を支えてみませんか?

四万十の農業をめぐるストーリーの詳細は下記プロジェクトページをご覧ください。

地域の産業を未来につなげる挑戦を、ぜひ応援してください。

プロジェクト名称 栗の木オーナー募集!持続可能な地域農業を四万十でつくります。
支援受付期間 2022年3月25日(金)23時59分まで
プロジェクトページ https://camp-fire.jp/projects/view/556026

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