【福井】テーマは「わけるから、わからない🥺 ー医療とわたしのほぐし方ー」XSCHOOL 2020 メンバー募集中!

「XSCHOOL」は、福井の文化や風土を紐解き、社会の動きを洞察しながら、未来に問いを投げかけるプロジェクトを創出する次代をデザインするための小さな教室。今年度の参加メンバーが、12月12日(土)まで募集されています。

5期目となる今年は、全国から公募する多様な専門性をもつメンバー、福井を拠点に活動するパートナー企業とともに、約80日間のプログラムとして開講。

探索テーマ「わけるから、わからないー医療とわたしのほぐし方ー」を軸に、それぞれの興味関心を起点にリサーチ&議論を重ねながら、プロジェクトの種になるアイデアを生み出していきます。

※今年度はオンラインを中心(第2回のみ福井で対面実施の予定)に開講されます。

■テーマの背景

社会の変化がますます加速し、さまざまな情報がわかりやすく分けられる一方、分業化した仕事、公と私、医療や介護、自然環境などなど、分けることで、身近な問題でありながら専門家に任せきりの状況が増えているような気がする昨今。

2020年度のXSCHOOLでは、人々の心や身体を扱う活動でありながら、専門家以外には立ち入れない、どこか遠い世界のようにも感じられる「医療」をテーマに掲げました。

わけるから、わかる。だけど、もしかしたら「わけないから、わかる」「わからないから、おもしろい」こともあるかもしれません。そんな仮説と好奇心を胸に、今年度のXSCHOOLが展開されていきます。

■アドバイザー

「わけるから、わからないー医療とわたしのほぐし方ー」をテーマとする今年は、医師として、医療をこえた現場での関わりを探索する 紅谷浩之さん、文化人類学から医療の向こうを見つめる医療人類学者・磯野真穂さんをアドバイザーに迎えます。

紅谷 浩之 さん 医師 / オレンジホームケアクリニック代表
福井医科大学(現・福井大学)卒業後、救急診療経験を経て県内各地で地域医療を実践。2011年、福井県初となる複数医師による24時間365日対応の在宅医療専門クリニック「オレンジホームケアクリニック」を開設。2015年には長野県軽井沢町にて医療的ケア児の夏の滞在活動拠点「軽井沢キッズケアラボ」を立ち上げ、さらに2020年から同地域に診療所と病児保育、大きな台所を併設した「ほっちのロッヂ」を開業するなど、医療・福祉の垣根を越えた活動を展開しています。

磯野 真穂 さん 人類学者
専門は文化人類学・医療人類学。博士(文学)国際医療福祉大学大学院准教授を経て2020年より独立。
著書に『なぜふつうに食べられないのか――拒食と過食の文化人類学』(春秋社)、『医療者が語る答えなき世界――「いのちの守り人」の人類学』(ちくま新書)、『ダイエット幻想――や せること、愛されること』(ちくまプリマ―新書)、宮野真生子との共著に『急に具合が悪くなる』(晶文社)。

■XSCHOOL説明会のアーカイブ動画も公開中

12月6日に開催された説明会の様子がYouTubeに公開されていますので、もっと内容を詳しく知りたいという方はご覧ください。

第一線の実践者・研究者、そして全国から集う多様な専門性をもつメンバーとともに過ごす80日間。

貴重な出会いと経験に触れられるこの機会をお見逃しなく!

イベント名称 XSCHOOL 2020
メンバー公募期間 2020年12月12日(土)まで
開催日程 第1回ワークショップ 12月20日(日)【オンライン】
第2回ワークショップ 1月10日(日)・11日(月・祝)【福井でのリアル開催を予定】
第3回ワークショップ 1月30日(土)・31日(日)【オンライン】
第4回ワークショップ 2月11日(木・祝)【オンライン】
プレゼンテーション  3月6日(土)
主宰 福井市
協力 国立大学法人 福井大学 産学官連携本部、公立大学法人 福井県立大学 地域連携本部、株式会社福井銀行 、株式会社福井新聞社
運営 株式会社福井新聞社 、株式会社デザインスタジオ・ビネン
WEBサイト http://makef.jp/xschool-2020/
問い合わせ info@make-f.com

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