【福井】完全無添加!年に一度の紙「天然紙」制作を目指すクラウドファンディングが実施されています!

日本三大和紙のひとつ、「越前和紙」。その産地である福井県越前市で手漉き和紙工場を営む長田製紙所が、完全無添加で原料を仕上げる伝統的な「天然紙」制作のためのクラウドファンディングに挑戦中です!

https://readyfor.jp/projects/osadawashi2019

薪ストーブの灰を使って原料を煮て、秋に収穫されたトロロアオイをそのまま使用、環境に負荷をかけずにできるだけ自然の力に頼りながら漉く天然紙は、丁寧な繊維の煮方と処理を行うことで、同じ繊維でも光沢の出方が異なります。

長田製紙所では、8年前からこの天然紙プロジェクトを継続中。

①伝統的なふすま紙の製造技術の維持、②繊維を傷めず煮ることができ丈夫で光沢のある原料に仕上げることができる木灰煮の研究、③天然紙の用途の探求など、これまで受け継がれてきた和紙製造技術の継承と次代への新たな展開を見据えたプロジェクトです。

ネリの粘液を取り出すためのトロロアオイ。ネリの傷みにくい冬が作業時期です。

灰で煮た楮(こうぞ)から”ちり”(楮の皮や固い節の部分)をとる作業。

ちりをとった楮は人の手で叩き、柔らかく。

現代の和紙製造技術に比べれば圧倒的に手間のかかる「天然紙」の制作ですが、伝統を受け継ぎ、かつ和紙の未来を切り開く可能性を秘めた取り組みです。

気になった方はぜひ下記のリンクからプロジェクトページをチェックしてください!

プロジェクト名  完全無添加!年に一度の紙「天然紙」を漉きたい!
WEBページ Readyfor支援ページ

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