【ATELIER MUJI】「素材の源流を辿る『渡し舟ーからむしの営み』展」が開催されています。
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ATELIER MUJI GINZA Gallery1・2 にて、企画展「素材の源流を辿る 『渡し舟-からむしの営み』」展が開催されています。会期は2024年1月28日(日)まで。
企画展概要
世界各地で受け継がれてきた伝統的工芸の多くは、生活様式の変化、作り手の高齢化や後継者不足など時代の移り変わりとともに様々な課題に直面しています。
『素材の源流を辿る』は、様々な課題に向き合いながらも、昔とかわらない原材料と伝統的な技術で作られる素材や作り手に目を向け、背景を理解するとともに文化として丁寧に伝えることで、共感や新たな価値の創出に繋がるようなものづくりを紹介していく取り組みです。
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今回は第一弾として、苧麻とも呼ばれる「からむし」という植物の繊維を素材としたからむし織が取り上げられています。
からむしは麻に近い素材で、吸湿性や速乾性に富んだ肌触りの良さを持ち、夏の衣料品に適した素材として、高級織物の原料にも使用されてきました。
今回の企画展は以下の3つのテーマで構成されています
「季節に根ざしたからむしの栽培」
古来より受け継がれたからむし栽培の様子を福島県昭和村の四季豊かな自然風景の写真、栽培の際に使用する道具などとともに展示。
「渡し舟-からむしの営み」
福島県昭和村でからむしの可能性を探る活動を行っている渡辺悦子、舟木由貴子による「渡し舟」のアトリエを再現し、からむしを績んで糸を作り、布を織り上げる工程を、実際に使用している道具の展示を交えながら「渡し舟」の活動紹介。
「これからのからむしを探る」
からむしの可能性を探り、からむしとアート分野との融合を試み。からむし織の布に染色家の柚木沙弥郎氏の図案を配し、藍染め集団BUAISOUが染め上げたタペストリーなどが展示されています。
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素材の生まれる背景から今後につながる可能性を提案し、これまで培われてきたものづくりの過去、現在、未来をつなぐ展示が目指されます。
関連イベント情報
映画『からむしのこえ』上映会+渡し舟 トークイベント
福島県昭和村で受け継がれるからむしの文化を伝える映画『からむしのこえ』上映会と、アフタートークとして渡し舟のお二人をお呼びし、 からむしの営みやものづくりについてお話をいただきます。
■概要
開催日時|12月9日(土)19:00―22:00(18:45受付)
場 所|無印良品 銀座 6F ATELIER MUJI GINZA
上映作品|記録映画『からむしのこえ』
(監督:分藤大翼/製作・著作:国立歴史民俗博物館/2019年)
登壇者|渡し舟(渡辺悦子・舟木由貴子)
聞き手|大島忠智(株式会社良品計画)
参加費|2500円(1ドリンク付き)
■参加申込(事前予約制)
こちらのイベントは開催終了しております。
イベント名称 | 素材の源流を辿る『渡し舟ーからむしの営み』展 |
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開催期間 | 2023年11月3日(金)―2024年1月28日(日) 11:00-21:00 *休館は店舗に準じます。 *12/9(土)イベント開催に伴い15:30より一部の展示品がご覧いただけません。 |
会場 | 〒104-0061東京都中央区銀座 3-3-5 無印良品 銀座 6F ATELIER MUJI GINZA Gallery1・2(入場無料) |
主催・企画 | 株式会社良品計画 |
企画協力 | 渡し舟(渡辺悦子・舟木由貴子) |
展覧会詳細 | https://atelier.muji.com/jp/exhibition/6275/ |
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