【東京】いつの世もアヴァンギャルド!「古典×現代2020ー時空を超える日本のアート」が開催されます!

画像上:葛飾北斎《冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏》 江戸時代・19世紀 大判錦絵 25.2×38.5cm 和泉市久保惣記念美術館
画像下:しりあがり寿《ちょっと可笑しなほぼ三十六景 太陽から見た地球》 2017年 和紙にインクジェットプリント 32.0×47.0cm 作家蔵
展示期間:いずれも5月8日~6月1日


国際的な注目が東京に集まる2020年に、古い時代の技術と現代美術の対比を通して、日本美術の豊かな土壌を探り、その魅力を新しい視点から発信する展覧会「古典×現代2020ー時空を超える日本のアート」が開催されます。

展覧会は、江戸時代以前の絵画や仏像、陶芸や刀剣の名品を、現代を生きる8人の作家の作品を対になるよう組み合わせ、一組ずつ8つの部屋で構成。

古典側は曾我蕭白、尾形乾山、円空、仙厓義梵、葛飾北斎ら誰もが知る巨匠の作品や、鎌倉時代の仏像、江戸時代の花鳥画、刀剣の名品を選出。現代側は、川内倫子、鴻池朋子、しりあがり寿、菅木志雄、棚田康司、田根剛、皆川明、横尾忠則ら、今の日本を代表するクリエイターたちの造形が選出されています。

曾我蕭白《群仙図屏風》(左隻) 江戸時代・18世紀 紙本墨画淡彩

(各)160.2×175.0cm 2曲1双 東京藝術大学 展示期間:3月16日(予定)~4月6日

横尾忠則《戦場の昼食》 1990 / 2019年 カンヴァスに油彩

178.0×212.0cm 作家蔵(横尾忠則現代美術館寄託) 撮影:上野則宏


現代作家たちの仕事と過去の作品との関係は様々。

展覧会では、世界観や主題、造形、制作方法の類似を示すだけでなく、先達から得たインスピレーションや誰もが知るイメージに基づくパロディ、古い作品を取り込んだインスタレーションなど、過去の偉業に積極的に関与していく現代の作家たちの姿にも焦点があてられます。

今日の優れた表現と、今なお私たちを引きつけてやまない古の名品の比較を通じて、単独では見えてこない新たな魅力を発見する機会となるでしょう。

イベント名称  古典×現代2020ー時空を超える日本のアート
開催期間 2020年3月16日[月](予定)-6月1日[月]
10: 00-18: 00
(毎週金・土曜日は20:00 5月30日[土]は「六本木アートナイト2020」 開催にともない22:00まで)
*入場は閉館の30分前まで
休館日 毎週火曜日(ただし5月5日[火・祝]は開館、5月7日[木]は休館)
会場  国立新美術館企画展示室2E
〒106-8558東京都港区六本木7-22-2
観覧料 一般1.700 (1,500)円、大学生1,100 (900)円、 高校生700 (500)円
*いずれも消費税込み。( )内は前売・団体料金
*中学生以下は入場無料
*障害者手帳をご持参の方(付添の方1名を含む)は入場無料
*2020年3月20日[金 ・ 祝]ー 3月22日[日]は 高校生無料観翌日(学生証の提示が必要)
*団体料金の適用は20名以上、国立新美術館のみで販売
*前売券は2020年3月10日[火]まで販売
主催 国立新美術館、國華社、朝日新聞社、文化庁、独立行政法人日本芸術文化振興会、VACJ
協賛 大日本印刷
WEBサイト  https://kotengendai.exhibit.jp

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