【東京】『d design travel』の編集現場を公開する展覧会「d design travel EXHIBITION 2026」開催

地域をデザインの視点で見つめ直す、17年の軌跡とこれから
デザイン観光ガイドブック『d design travel』の編集の裏側を紹介する展覧会「d design travel EXHIBITION 2026」が、2026年3月20日から6月21日まで、東京・渋谷ヒカリエ8階のd47 MUSEUMで開催されます。主催はD&DEPARTMENT PROJECTです。
『d design travel』は、2009年の創刊以来、地域を「デザインの視点」で紹介するガイドブックとして、これまでに35都道府県と海外2都市を刊行してきました。創刊から17年を経たいま、編集部は「デザインの視点で地域を見ること」の必要性と、この本が持つ価値をあらためて問い直しています。
本展では、編集部の活動の現場に焦点を当てた展示を構成。『d design travel』の制作で大切にしてきた指針「14のルール」をはじめ、編集長が取材先から持ち帰ったものやリサーチ資料をまとめた「47 FILE BOX」、制作初期のプロトタイプなどが公開されます。
さらに今回は、編集長・神藤秀人のデスクを会場内に移設し、編集の現場そのものを展示。2026年6月末完成予定の「熊本号」がどのように制作されているのか、その過程をリアルに感じることができます。
会場では、これまでに発刊された35都道府県の取材を通して出会った食や工芸など、各地の魅力も紹介。編集部やd47 MUSEUMスタッフが選んだ地域の品々約300点が、期間限定で販売されます。
また、これから刊行予定の県を来場者とともに考える企画「NEXT 47」も実施。青森、秋田、宮城、新潟、石川、兵庫、和歌山、鳥取、徳島、宮崎、長崎の11県を対象に、来場者から情報や意見を募り、次に制作する地域の順序を検討していきます。

『d design travel』は、単なる旅行ガイドではなく、旅を通して地域にとって本当に必要なことを伝えることを目指してきました。デザインとは、意匠や美しさだけでなく、その土地の暮らしに寄り添い、文化を存続させるための営みでもあります。本展は、地域の文化や暮らしをどのように未来へつないでいくのかを考えるきっかけとなる展覧会です。
食や落語など、多様な体験で地域の個性を紹介
さらに、d47 MUSEUMを拠点とする取り組みでは、『d design travel』だけにとどまらず、さまざまな体験を通して47都道府県それぞれの「個性」や「らしさ」を紹介しています。
例えば、同フロアにあるd47食堂では、47都道府県の食文化をテーマにした「〇〇県定食」を提供。『d design travel』の発刊にあわせ、スタッフが現地を旅して生産者を取材し、その土地をテーマにした定食を開発しています。旬の素材を活かしたメニューが月替わりで登場し、夜は「d47酒場」として全国の酒や料理の飲み比べも楽しめます。

また、落語を通して地域を紹介する「d47落語会」も展開。落語家・柳家花緑が、脚本家・藤井青銅による書き下ろしの新作落語を披露し、47都道府県の個性を笑いとともに伝えるプロジェクトです。
2026年4月30日には、これまでに発表された31のご当地落語の中から再演希望を募る「d47落語会 リクエスト公演」も開催予定。投票で選ばれた一席を披露する、一夜限りの特別公演となります。

https://www.d-department.com/item/DD_EVENT_67372.html
| 名称 | d design travel EXHIBITION 2026 |
|---|---|
| 会期 | 2026年3月20日(金)~6月21日(日) 12:00~20:00(最終入館19:30) 休館日:6月9日(火)~10日(水) |
| 会場 | d47 MUSEUM(東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ8F) |
| 入館料 | ドネーション形式 |
| WEBサイト | https://www.d-department.com/item/DD_EVENT_67235.html |
主催:D&DEPARTMENT PROJECT
特別協賛:東急株式会社、Creative Space 8/
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