【東京】ホテルで収蔵展示されるアートアワード「KAIKA TOKYO AWARD 2026」応募受付中
アートストレージとホテルが融合した KAIKA 東京 by THE SHARE HOTELS を舞台に、才能あるアーティストの発掘と、継続的な展示機会の提供を目的とした「KAIKA TOKYO AWARD 2026」が、現在応募受付中です。
審査により選ばれた入選作品は、国内外のゲストが訪れるホテル空間に約2年間にわたり収蔵展示されます。短期展示が主流の現代アートにおいて、作品とじっくり向き合う時間を確保できる点も、このアワードならではの特徴です。

ホテル×アートストレージという、開かれた展示のかたち
「KAIKA TOKYO AWARD」は、2020年から続くアートアワードです。会場となる『KAIKA 東京 by THE SHARE HOTELS』は、アート作品を公開保管するアートストレージとホテルが融合したコンテンポラリーアートの新しい形の拠点として生まれた場所です。元倉庫ビルをコンバージョンした空間に、アートギャラリーのための作品を収蔵展示する9つのアートストレージを設けています。


(Photo by Takumi Ota)
「KAIKA TOKYO AWARD」の入選作品は、『KAIKA 東京 by THE SHARE HOTELS』の館内に約2年間展示されます。短期展示が多い現代アートの世界において、長期間・常設的に作品が公開されることは、作家にとっても貴重な機会です。
2026年の審査員には、秋元雄史氏(東京藝術大学名誉教授)と、黒澤浩美氏(東京藝術大学特任教授)が参加。これまでの開催では、舘鼻則孝氏や小山登美夫氏、故・山峰潤也氏など、第一線で活躍する審査員が名を連ね、全国から813点の応募が集まりました。
過去の入選者からは、
「国内外の来訪者から直接反応をもらえた」
「作品を“もう一度見たい”と言われる機会が増えた」
「美術館や芸術祭への出展につながった」
といった声も寄せられています。
「KAIKA TOKYO AWARD」は、作品を選ぶだけでなく、展示・保管・発信という環境ごと支援する仕組みとして機能してきました。

(KAIKA TOKYO AWARD 2024 大賞)

(KAIKA TOKYO AWARD 2024 秋元 雄史 賞)

(KAIKA TOKYO AWARD 2024 山峰 潤也 賞)
社会・文化支援としての評価と広がり
このアワードは、芸術・文化支援による豊かな社会づくりの取り組みとして、メセナ活動認定制度「This is MECENAT 2025」にも認定されました。
また、「THE SHARE HOTELS」として表現を支える“人と仕事”の循環づくりにも注目し、2026年1月にはアート業界の仕事と出会う場「ART JOB FAIR 2026」への協賛とブース出展も予定しています。

KAIKA TOKYO AWARD 2026 応募概要(抜粋)
| 名称 | KAIKA TOKYO AWARD 2026 |
|---|---|
| 審査フロー | 【応募期間】:2025年12月9日(火)~2026年2月8日(日)18:00 【一次審査】(入選作品の決定):2026年2月中旬 【最終審査・講評会】(受賞作品の決定):2026年3月13日(金)18:00〜21:00 ※審査に関する詳しいスケジュールや応募の詳細は「KAIKA TOKYO AWARD」特設サイトをご覧ください。 |
| 応募対象 | ジャンル・制作年不問。詳細は特設サイト内の注意事項をご確認ください。 |
| 入選作品数 | 審査により、本施設に約2年間収蔵展示される約15作品の入選作品を選出。 そのうち、特に優れた3作品に賞を授与します。 |
| 賞 | KAIKA TOKYO AWARD 2026 大賞:30万円 秋元雄史賞:10万円 黒澤浩美賞:10万円 |
| 詳細・応募方法 | https://www.thesharehotels.com/kaika/award |
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