地域一体型オープンファクトリーの現在地を探る──東北オープンファクトリーフォーラム開催

ものづくり企業が生産現場を公開し、来場者にものづくりの魅力を体感してもらう取り組み「オープンファクトリー」。
近年では、企業単体での実施にとどまらず、地域全体をひとつのフィールドとして見せる「地域一体型オープンファクトリー」の取り組みが、全国各地で広がりを見せています。

こうした動きを背景に、「東北オープンファクトリーフォーラムvol.7 Featuring 関西オープンファクトリーフォーラムvol.40」が、2026年1月22日(木)、福島県郡山市にて開催されます。

本フォーラムは、東北地域内外で進められているオープンファクトリーの事例を紹介するとともに、地域一体型オープンファクトリーを契機とした、自地域の持続的な成長・発展のヒントを探ることを目的に開催されるものです。東北経済産業局及び近畿経済産業局が主催し、企業、自治体、金融機関、教育機関など、幅広い関係者の参加を呼びかけています。

第1部:地域一体型オープンファクトリーの全国的な潮流と実践事例

第1部では、地域一体型オープンファクトリーの全国的な潮流や、各地での具体的な取り組みについて紹介されます。

講師として、経済産業省 近畿経済産業局 森田正隆氏をはじめ、山形県米沢市及び福島県郡山市で、それぞれ地域一体型オープンファクトリーを展開するプラットヨネザワ株式会社 CEOの宮嶌浩聡氏、日ノ出工機株式会社 代表取締役の渡辺拓美氏、福井県鯖江市を拠点に産地連携の取り組みを行うTSUGI(合同会社ツギ)代表の新山直広氏が登壇します。

地域ごとの背景や課題に向き合いながら、どのようにオープンファクトリーを地域づくりへとつなげてきたのか、実践者の視点から具体的な事例が語られる予定です。

第2部:トークセッション「地域のチカラが地域の#ハッシュタグを創る」

第2部では、「地域のチカラが地域の#ハッシュタグを創る」をテーマにトークセッションが行われます。

地域一体型オープンファクトリーを起点として、地域の文脈や価値がどのように言語化・可視化され、内外へ発信されていくのかについて、実践者と支援機関それぞれの立場から議論が深められます。

パネリストには、宮嶌浩聡氏、渡辺拓美氏、新山直広氏に加え、一般社団法人関西イノベーションセンター シニアマネージャーの益子泰岳氏が登壇します。ファシリテーターは、経済産業省 近畿経済産業局 津田哲史氏が務めます。

これから地域一体型オープンファクトリーに取り組む方へ

オープンファクトリーに関心を持つ企業の方はもちろん、これから地域一体型の取り組みを検討している自治体や支援機関にとっても、具体的な示唆を得られる機会となりそうです。

東北を舞台に、全国各地の知見と実践が交差する本フォーラム。地域とものづくりのこれからを考える場として、注目されます。

参加申込は、専用フォームより受け付けています。
詳細は東北経済産業局のホームページをご確認ください。

https://www.tohoku.meti.go.jp/kikaku/chihososei/topics/251210.html

イベント名称東北オープンファクトリーフォーラムvol.7
Featuring 関西オープンファクトリーフォーラムvol.40
日時2026年1月22日(木)13:30~15:50(受付13:00~)
会場郡山商工会議所(福島県郡山市清水台1丁目3-8)
対象オープンファクトリーに関心を持つ企業、行政、教育機関、金融機関、まちづくり会社、各種支援機関等
参加費無料
定員80名(先着順)
お申込みhttps://mm-enquete-cnt.meti.go.jp/form/pub/tohoku01/kikaku_251210
※申込期限:2026年1月21日(水)17:00

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