【東京】GOOD DESIGN Marunouchi で「工芸都市高岡クラフトコンペティション 東京展」を開催(12/18~27)

1986年に富山県高岡市で始まり、今回で37回目を迎える「工芸都市高岡クラフトコンペティション」。
素材や技法を生かした作品が全国から集まる、日本最大級のクラフトコンペとして知られています。

このコンペの受賞作を紹介する「工芸都市高岡クラフトコンペティション東京展」が、12月18日より東京・丸の内の GOOD DESIGN Marunouchi で開催されます。
会場では、グランプリ作品、アワード作品、入選作品の一部を展示します。

今年は、作品募集が2年に1度のビエンナーレ形式へ移行した初年度。約450点の応募から選ばれた作品が並ぶほか、高岡市の工芸の歴史や代表的な工芸品も紹介されます。産地の背景と現在のものづくりをあわせて知ることができる展示です。

高岡の伝統技術「蒔絵」と「彫金」の実演を実施

大阪・関西万博の富山県ブースでも好評を得た、高岡の代表的な伝統工芸技法である「蒔絵(まきえ)」と「彫金(ちょうきん)」の実演が、12月18日〜21日の期間限定で会場にて行われます。
蒔絵は、漆に貝や卵殻を使って絵を描く技術、彫金はタガネと金槌を用いて金属に模様を刻む技術で、いずれも高岡の工芸を象徴するもの。職人の手仕事を間近で見ることができる貴重な機会です。

初日には開催記念トークイベントも。高岡と伝統産業の未来を語る

開催初日の12月18日(木)には、本展を記念したトークイベントを実施します。
テーマは、

「加賀百二十万石を築いた前田利長の開いた町 高岡と伝統産業の未来」
〜クラフトコンペを生んだ、伝統工芸の危機感〜

高岡が育んできた銅器・漆器の歴史を振り返りながら、コンペ誕生の背景にある課題意識や、現代における伝統産業の可能性について議論します。各パネリストによる講演ののち、コーディネーターを交えたトークディスカッションが行われます。

<日程・会場>
日時|2025年12月18日(木)14:30〜15:30
会場|東京商工会議所 5階会議室(丸の内二重橋ビル5階)

<登壇者>
コーディネーター:
・能作 克治 氏(高岡商工会議所 会頭/㈱能作 代表取締役会長)

パネリスト:
・仁ケ竹 亮介 氏(高岡市立博物館 主幹)
・竹中 伸行 氏(高岡銅器協同組合 理事長/㈱竹中銅器 代表取締役社長)
・柴田 治之 氏(高岡漆器協同組合 理事長/㈱柴田漆器店 代表取締役)

詳細・お申し込みはこちら 

名称#155 工芸都市高岡クラフトコンペティション東京展
開催日時2025年12月18日(木)〜12月27日(土) 
11:00〜20:00(最終日は17:00終了)
※会期中無休
会場GOOD DESIGN Marunouchi(東京都千代田区丸の内3−4−1 新国際ビル1F)
入場料無料
Webサイトhttps://www.jidp.or.jp/ja/2025/11/22/takaoka2025
Instagram@takaoka_craft

主催:工芸都市高岡クラフトコンペ実行委員会

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