【石川】国内唯一の工芸特化アートフェア「KOGEI Art Fair Kanazawa 2025」に42ギャラリー・約200名(組)が集結(11/28~30)

やまわきてるり《たらちね》2024【atelier&gallery creava】

工芸に特化した国内唯一のアートフェア「KOGEI Art Fair Kanazawa 2025」が、11月28日(金)〜30日(日)の3日間、ハイアット セントリック 金沢(石川県金沢市)で開催されます。今年で9回目となる今回は、過去最多となる国内外42ギャラリーより、約200名(組)のアーティストが出展します。

「KOGEI Art Fair Kanazawa」は、2017年にスタートしたホテル型アートフェアで、金沢のホテル客室を1室1ギャラリーとして使用し、生活空間に近い環境で工芸作品を鑑賞できることが特徴です。茶の湯、禅、能楽など伝統文化が日常に根付く金沢のまちなかから、現代工芸の魅力を国内外へ発信してきました。

今年は、全国の現代アート・工芸ギャラリーに加えて、韓国・台湾など海外のギャラリーも参加し、表現の幅がさらに広がります。東京の小山登美夫ギャラリー、TARO NASU、白白庵をはじめ、石川のatelier&gallery creava、縁煌、山ノ上ギャラリー、岐阜・愛知・京都・大阪・兵庫など各地のギャラリーが集まり、多様な作家の工芸表現が一堂に会します。

伊藤 秀人《白瓷茶碗》しぶや黒田陶苑
竹村 友里《形象の旋律》galleria PONTE ガレリアポンテ

会期中は、展示とあわせて工芸の現在地を深める特別プログラムも実施。三菱UFJフィナンシャル・グループによる「MUFG工芸プロジェクト」と連動した MUFG Loungeでは、次世代作家の作品に囲まれながら、工芸品を用いて飲食を楽しめるラウンジも展開され、来場者が工芸に触れる機会を広げます。展示には、家長百加さん、猪俣碧さん、レイモンド愛華さんなど、KOGEI ARTISTS LEAGUEファイナリストやForbes JAPAN 30 UNDER 30 2025 MUFG特別賞受賞者の作品が並びます。

また、Special Talk「金沢21世紀美術館の工芸への取り組みと今後の展望」では、金沢21世紀美術館館長の鷲田めるろさんが登壇し、美術館における工芸の収集や展示の視点、これからの展望について語ります。
さらに、Artist Talksでは、出展19ギャラリーから選ばれた作家が、制作背景や出展作品について紹介するプログラムも行われ、作品鑑賞にとどまらず、作り手の言葉から工芸の魅力をより立体的に感じられる時間となります。

名称KOGEI Art Fair Kanazawa 2025
会期11月28日(金)13:00–19:00(VIPプレビュー、最終入場18:30)
11月29日(土)11:00–19:00(最終入場18:30)
11月30日(日)11:00–18:00(最終入場17:30)
会場ハイアット セントリック 金沢 2階、4階、5階 (石川県金沢市広岡1 丁目5-2)
入場料前売り券 2,500 円、当日券3,000 円(どちらも2日間通し券)
チケット:https://art-ap.passes.jp/user/e/kogeiartfair2025/
WEBサイトhttps://kogei-artfair.jp/

主催: KOGEI Art Fair Kanazawa 実行委員会
主管: 認定NPO 法人趣都金澤
共催: 一般社団法人金沢クラフトビジネス創造機構、金沢アートスペースリンク
協力: GO FOR KOGEI
後援: 石川県、金沢市、金沢経済同友会、金沢商工会議所、金沢青年会議所、北國新聞社

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