【京都】丹後織物の未来をつなぐ人材プロジェクト「TANGO TEXTILE JOURNEY」始動

インターンシップ&マッチングの参加者募集中

京都府と西陣織・京友禅・丹後織物の染織産地で構成する「シルクテキスタイル・グローバル推進コンソーシアム」が、丹後織物産地を舞台に新たな人材育成プロジェクト「TANGO TEXTILE JOURNEY」を立ち上げました。伝統ある丹後織物も、いま人材不足が大きな課題となっています。その現状に触れ、織物の新しい可能性を見つけていくきっかけとなるのが「TANGO TEXTILE JOURNEY」です。

「1st STEP ~LOCAL CREATIVE TALKS~」で産地の今を知る

第一弾プログラムとして、10月2日(木)に京都伝統産業ミュージアムで「LOCAL CREATIVE TALKS」を開催します。全国の繊維産地を訪ね歩き、世界のデザイナーから厚い信頼を得るテキスタイルキュレーター・宮浦晋哉氏が登壇し、テキスタイルマーケットの可能性を語ります。加えて、世界で認められるテキスタイルを製織する丹後織物事業者によるプレゼンテーションも行われ、産地の魅力とキャリアの可能性が発信されます。

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「2nd STEP ~WEAVE TO MEET~」で現場を体験する

12月には、京丹後市・与謝野町を訪れる2泊3日のインターンシップ「WEAVE TO MEET」を実施。織物工房での就業体験や、地域に根ざして働く若手との交流を通じて、“地域で働くリアル”を体感できます。

このプログラムの魅力は、多様な技術を持つ織元が揃うこと。洗練された絹織物「ちりめん」の伝統を引き継ぐ〈宮眞〉、国内外でも唯一無二の「リボン織」を製造する〈創作工房糸あそび〉、「水撚り八丁撚糸」という絹独特の撚糸技術とジャカード織機を駆使する〈田勇機業〉、縫取ちりめんによる高級な留袖や訪問着を製造する〈柴田織物〉、日本最古の布と呼ばれている藤布を織っている4代目織元〈遊絲舎〉といった、多彩な事業者が名を連ねます。

さらに、プログラム終了後には希望者に対して企業とのマッチング支援や移住サポートも用意されています。

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9月3日より申込みを受付中。参加は無料。最新情報は公式サイト(https://kmtc.jp/ttj/)をご確認ください。

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