製造業の現場に光を当てる「Factory Pride Award」第1回開催

現場の“技・場・人”を評価し、次世代のロールモデルを発掘
一般社団法人Factory Pride Associationは、製造業の優れた取り組みを発掘・表彰する「Factory Pride Award」の第1回を開催し、2026年3月11日より応募受付を開始しました。
本アワードは、製造業の現場で育まれてきた技術や組織づくり、価値発信の取り組みに光を当て、それらを「誇り(Pride)」として可視化することを目的としています。現場の創意工夫を広く共有可能な知見として発信することで、製造業に携わる人々が自らの仕事に誇りを持ち、次の挑戦へ踏み出すきっかけをつくることを目指します。
現場にある解決策を、社会にひらく
日本の製造業は現在、深刻な人手不足や技能継承の課題に直面しています。
製造業の就業者数は2002年から2024年までの22年間で約156万人減少し、さらに約8割の事業所が技能継承に課題を抱えているとされています。
一方で、その解決策は遠い未来にあるわけではなく、各地の工場の現場で日々生まれている実践のなかにあります。
本アワードでは、社内に留まりがちなそうした取り組みにスポットライトを当て、他社が追随できるロールモデルとして社会へ発信します。製造業の価値を再認識し、業界全体の底上げにつなげていくことが狙いです。
「技・場・人」の3つの視点で評価
Factory Pride Awardでは、製造業の未来にインパクトを与える取り組みを、次の3つの視点から評価します。
技の進化
伝統的な技能や長年培われたノウハウを守るだけでなく、次の時代へつなぐための挑戦を評価します。
例えば、熟練の勘や経験のデジタル化、既存技術の異分野への応用、伝統技術と最新設備の融合などが対象です。
場の開放
工場を「閉ざされた製造拠点」から、社会に開かれた価値創造の場へと変えていく取り組みを評価します。
工場見学やワークショップによる地域との接点づくり、クリエイターや異業種との共創、ブランド価値の発信などが挙げられます。
人の輝き
職人の卓越した技術だけでなく、その技術が最大限に発揮される環境づくりも重要な評価対象です。
多様な人材が長く活躍できる制度設計や、働く人が誇りを持てる社内コミュニケーションなど、組織としての取り組みを評価します。
学術・経営・ファンづくりの視点から審査
審査には、異なる専門分野を持つメンバーが参加します。
審査員には、Factory Pride Association代表理事で株式会社コプレック代表取締役社長の小林永典氏、一橋大学イノベーション研究センター教授の青島矢一氏、株式会社ファンベースカンパニー代表取締役社長の津田匡保氏が名を連ねます。
学術的なイノベーション研究、製造業経営の実践、そしてファンづくりの視点から、応募された取り組みのプロセスを読み解いていきます。



受賞企業はサミットでプレゼンテーション
受賞企業は、2026年5月29日に東京ミッドタウン八重洲で開催される「Factory Pride Summit 2026」にてプレゼンテーションを行い、授賞式で表彰されます。

https://peatix.com/event/4768295/
グランプリ(1社)のほか、観客投票による観客賞、特定の視点で優れた成果を示した取り組みに授与される受賞企業(複数社)が選出されます。グランプリ受賞企業には、取り組みの背景や想いを掘り下げたインタビュー記事の制作・公開も予定されています。
製造業の現場にある創意工夫や組織の挑戦を可視化し、共有可能な知見へと昇華させることを目指す「Factory Pride Award」。現場の実践から生まれる次世代のロールモデルに注目が集まりそうです。
| 名称 | Factory Pride Award(第1回) |
|---|---|
| 応募期間 | 2026年3月11日(水)〜4月17日(金)23:59 |
| 応募対象 | 日本国内の製造業に携わる企業・事業所・チーム・プロジェクト |
| 応募方法 | 応募シートを記入し、応募フォームまたはメールで提出 |
| その他 詳細 | https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000163756.html 応募フォーム:https://forms.gle/1drWQuS3si9yCe3z9 応募資料:https://drive.google.com/file/d/1wCk3SxWvAHhpbrSSSv2ssuXyk54G1fwk/view |
| 主催 | 一般社団法人 Factory Pride Association https://factory-pride.jp/ |
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