【東京】6/2(日)まで!備前の日本刀を一挙に見られる「日本刀の華 備前刀」が開催されています!国宝「曜変天目」も同時公開!

「備前刀の宝庫」として知られる静嘉堂文庫美術館で、展覧会「日本刀の華 備前刀」が6月2日(日)まで開催されています!

日本刀の主要製作地(山城・大和・備前・相模・美濃)のうち、上質な原料や水運の利に恵まれ、平安時代より優れた刀工を輩出し、圧倒的な生産量を誇ったことから「刀剣王国」と称されている備前(岡山県南東部)。

備前刀の特徴は、「腰反り」の力強い姿と、杢目を主体とした精緻な地鉄に、「丁子乱れ」と呼ばれる変化に富んだ刃文とされています。その豪壮にして華やかな作風は、鎌倉武士や戦国武将たちをはじめ、多くの人々を魅了してきました。

今回の企画展では、静嘉堂の蔵刀を中心に、重要文化財4振、重要美術品11振を含む在銘作約30振が精選され、「古備前」と呼ばれる初期の刀工群から、一文字・長船・畠田・吉井・鵜飼など各流派による作風の展開をたどっていきます。

また、江戸時代に幕府の御用をつとめた後藤家歴代とその門流(脇後藤)による刀装具が展示され、さらに国宝「曜変天目(「稲葉天目」)」も特別出品されています。

6月2日(日)までの会期となっていますので、この機会にぜひ足をお運びください!

国宝 曜変天目 中国・南宋時代(12~13世紀)

※本記事で使用されている画像の無断転載を禁じます。

イベント名称  日本刀の華 備前刀
開催期間 2019年4月13日(土)〜6月2日(日) 午前10時〜午後4時30分(入館は午後4時まで)
会場  静嘉堂文庫美術館 〒157-0076 東京都世田谷区岡本2-23-1
休館日 毎週月曜日
入館料 一般1000円(800円)、大高生700円(500円) 障害者手帳提示の方および同伴者1名700円(500円)、中学生以下無料 ※(  )は20名以上の団体割引料金
WEBサイト  http://www.seikado.or.jp/

関連するキーワード

最新ニュース

最新訪問ブログ

カテゴリーから探す

ニュース一覧へもどる